会社も仕事納め。
単身赴任中の父親が上海から帰ってきました。
で、お土産を買ってきてくれました。
中国公路鉄路地図帳!
詰まる所、中国の路線図&高速道路地図です。
付録の大きな路線図。
結構省略されています。
こう見ると東西の格差が歴然としていますね。
西部はウイグル族やチベット族の地域なので、
寧ろ中国国鉄鉄道が敷かれていない方が
良いと考えているかも知れませんが。
鉄道とは全く無縁の存在なのに
わざわざ別枠で書かれているスプラトリー諸島。
流石は中国と言うか、何と言うか…
ちなみに、こちらが日本の地図帳に載っている中国。
インドと国境を争っている箇所があります。
地理選択、世界史選択の人なら勿論分かりますね?
これくらいは日本史選択の人も知っておくべきですが…
マクマホンラインとカシミール地方です。
この国境線の形を良く覚えていて下さい。
はい、もう領土問題何処吹く風ですね。
まぁ、自国の地図だし当たり前か…?
という事は、あの場所も…
あれ?
「釣魚島」にはなってるけど、
国境線は全く引かれていないな。
中国の事だから、下手すると沖縄も入っているかと思ったけど。
意外にも日本に対して一番弱腰です。
一応、尖閣諸島は言い掛かりだと分かっているのかな?
中国は良くも悪くも強かだな…
主に後者の意味で。
中身はこんな感じ。
時刻表については始発駅のみ表記。
始発駅20:40発、終点16:15着のように
時間を超越しているかのような記述もありますが、
まぁ、中国だから同じ日とは限らない訳で。
次の日とも限らない訳で。
このT52次(ウルムチ行き)は2日後の16:15到着です。
何日後とか書かない辺り、
「1日や2日ごときでぐだぐだ言ってんじゃねーよ!」
みたいな感じが伝わってきますね。
あと、1日2往復とか1往復みたいな路線がざらにあります。
地理で出てきたところで言うと、
この白雲鄂博(パイユンオーポー)。
下手すると隔日運行なんてところも。
貨物列車は幾らでも走っているでしょうが。
あれっ!?
カシュガル(喀什)から鉄道が延びてる!?
このホータン(和田)までの喀和線、
全長488kmあるのに建設に要した歳月は僅か1年3ヶ月。
1日11.366kmも進んだ日さえあったというから恐ろしい。
乗ってみたいような、何か危なさそうな…
路線図一つでもお国柄は透けて見えるものですね。
今までで一番嬉しいお土産でした。
もし皆さんが海外旅行に行く予定があったら、
お土産には現地の路線図を買ってきて欲しいです。
コメント