(無題)

今日は今上陛下の79歳の御誕生日です。
おめでとうございます。
何にせよ誕生日はめでたいものですね。
お身体を大事にして長生きして頂きたいものです。

現代文の問題をやっていて思った事。
“subject”と“object”を日本語に訳して
「主観」「客観」という訳語を作った人は天才だと思う。
さもなければ、現代文の評論なんて
「客観的な態度をとり~」という文章が
「オブジェクティヴなアティテュードをとり~」
みたいになって鬱陶しいし分かり難い事この上無い。
ちなみに、西周(にしあまね)という人らしいです。
「理性」とか「科学」もこの人が作ったとか。
真の文系の天才ってこういう人なんだな…
日本語でも書けるのにわざわざ英語を使って
どや顔している昨今の知識人とやらに見習って欲しいです。
何がパースペクティヴだ!展望と言え、展望と!
物理の世界ではどういう訳だか
成る丈日本語訳しようという向きがあるんだけどな…
graviton→重力子
superstring theory→超ひも理論
quantum chromodynamics→量子色力学
評論文とか、文系寄りな文章に何故か片仮名語が多い。
という訳で、前途有望な文系の皆さん。
最近の外来語をそのまま片仮名語として使う悪弊を排し、
しっくりくる訳語を作る事で
字数制限のある記述式問題をやり易くして下さい。
宜しくお願いします。

コメント