ヘキサシアノ鉄(III)酸カリウム、
硫酸カリウムアルミニウム12水和物、
テトラヒドロキソアルミン酸ナトリウム、
ビス(チオスルファト)銀(I)酸ナトリウム…
中学2年生にこれを教えたらさぞ喜ぶでしょうね。
恐らく脳内RPGのアイテムとして
2週間程名前が出てくる事でしょう。
しかし、高校3年生にこんなのを教えられても
ただただ鬱陶しいだけです。
一体何個物質名を覚えれば良いんだ…
まぁ、ちゃんと命名の手順があるので、
ビス(チオスルファト)銀(I)酸ナトリウムなら、
ビス(bis)…2つの
チオ(thio)…1つ硫黄に置き換えた
スルファト(sulfato)…硫酸イオン
銀(I)(argentate(I))…1価の銀イオン
酸…陰イオン
ナトリウム(sodium)…ナトリウムイオン
で、パーレンはビスがかかる範囲を表しているので、
銀(I) Ag+
↓
スルファト銀(I) AgSO4–
↓
チオスルファト銀(I) AgS2O3–
↓
ビス(チオスルファト)銀(I) Ag(S2O3)23-
↓
ビス(チオスルファト)銀(I)酸 [Ag(S2O3)2]3-
↓
ビス(チオスルファト)銀(I)酸ナトリウム Na3[Ag(S2O3)2]
と推察出来ると言えば出来るのですが、
それにしても覚える量が多い。
色とか沈澱の有無とかは暗記する他無いし…
化学大好きYRが欣喜雀躍しそうな出だしですが、
これは別に僕が化学に目覚めた訳でも何でも無く、
単に明日模試があるので勉強してみたというだけです。
模試の為に勉強してどうするんだよ、
とか口では言いつつも、やっぱり酷い結果は嫌な訳で…
前日に焦った所で手遅れですけどね。
コメント
歴史をとる必要があるザ・暗記の文系が何だって?
良いんだぞ、化学がやりたかったら理転しても。
社会は暗記じゃない!身につけるものだ!と論理的でない主張をしてみる。
化学も実験バンバンやれば自然と覚えられそうなのにな。