(無題)

そう言えば、知多半島の5市5町の中で
知多市だけはまともに行った事が無いな…
強いて言えば、河和線に沿って県道55号線で名古屋を目指す時に
巽ヶ丘-八幡新田間で素通りしているのと、
大野町駅に行った時に僅かに掠っていますが。
という訳で、暇なので行ってみる事にしました。

鉄条網が張り巡らされています。
家から徒歩10分の愛知県立半田工業高校。
謎のウサビッチと蛍光色のトリケラトプス。
何を考えているのか良く分からない…
閑話休題。
坂部駅まではいつもと同じルートで北を目指します。


今回知多市に行く為に使うのがこの県道254号線白沢八幡線。
歴とした県道です。
多分、普通なら絶対に見過ごしますね。
実際、僕も彼此20回程ここを通っていますが、
こんな所から県道が分岐しているとは露聊かも知りませんでした。

縦横無尽に張り巡らされる高圧電線。
こんな感じで延びていきます。
ちなみに、阿久比町と知多市の境界になっています。

やっぱり棚田。
沿道風景。
昨日の半田市の比ではありませんね。

左の方には知多半島道路がある。
見渡す限りの田んぼ。
あ、これは県道ではなく脇道です。
知多半島は何気に田んぼが多いです。
土地の利用法は人が住むor田んぼで、
完全なる無人地帯というのは殆ど存在しません。
※但し、南部を除く。

この辺りから知多市。
遥か彼方に鈴鹿山脈を望む。

この辺は無駄に字が多い。
知多半島の生命線、愛知用水。
あの牧尾ダムから延びてきているのです。

右は遊歩道。
豊田を彷彿とさせますね。
この県道254号線は走っていて気持ちが良いです。
交通量もそれほど多くないし、サイクリングに打って付け。
是非どうぞ。

佐布里緑と花のふれあい公園。
佐布里池。
「そうり」と読みます。
歴史的仮名遣いですね。
知多半島にある1000以上の溜池の内、最も大きな溜池です。
愛知用水が引かれる前は溜池こそが知多半島の生命線でした。
今はその役割が薄れつつありますが、
それでも知多半島と溜池は切っても切れない縁があります。
ちなみに、中央に見えている半島状の陸地は
左半分が知多市佐布里東糀田、
右半分が知多市佐布里長拝田と
何故か字が違います。
勿論、どちらも居住人口は0。
謎だ…

走っている最中に1本も見なかったが…
河和線、常滑線共に4km近く離れている
陸の孤島の如き佐布里ですが、
板山町と同じくバスが走っています。

多分、運んでいるのは空気。
概ね毎時1本。
知多半島横断バス路線は毎時1本が基本らしいです。
…21、22時にある佐布里幼稚園前行きのバスって何だ。
そんな時間に幼稚園に行って一体何を…

ここの時点で既にかなりの田舎。
県道254号線の終点、岩ノ脇交差点。
ここで県道24号線に合流します。

急行停車駅。
という事で、今回の目的地、名鉄常滑線寺本駅に到着。
何か事務所みたいだな。
知多市の中心駅は隣の朝倉駅のようです。


県道24号線を雨除けに利用した斬新なホーム。
しかし、ここまで来て何もせず帰るのもあれだな…
折角なので、同じクラスのIS(知多市民)の家に寄ってみました。
部活でいませんでしたが。
ここまで約15km。
知り合いではYR(約8km)、にーわ(約11km)に次いで近いです。
…3番目に近い知り合いの家まで約2時間という。
次の知り合いは25km近くになります。
知多半島から名古屋の高校に通うというのはそういう事です。

さて、突然ですが問題です。
日本で最も長い川は何川でしょう?
しかも2級河川。
はい、信濃川ですね。
知多市まで伸びているとは驚きです。


…いや、別物ですけどね。
佐布里池から伊勢湾に注ぐ全長6km程の川です。
帰り道で見付けたので何と無く。

17:24に帰宅。
手の指先だけでなく、足の指先まで悴んでいる…
自転車で遠出出来る季節はもう少し先のようですね。
あー、ココアが美味い…

訃報
今日15時頃、曾祖母が死去しました。
享年102歳でした。

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