今日は冬休みの予定その4、
イギリス旅行第5日目でした。
7:00
起床。
それにしても冬のイギリスは日の出が遅いです。
さて、今日はメシマズと双璧を成すイギリスの代名詞、
大英博物館を見に行きます。
Earl’s Court駅からPiccadilly Lineに乗り、Holborn駅へ。
10:16
大英博物館に到着。
4日目ともなると建物に対する感覚が麻痺してきて、
何だかもうこれが標準のように思えてきます。
大英博物館は博物館なのに写真撮影OK。
中々太っ腹な博物館です。
…各地から掻払ってきたものばかりですが。
壁画。
…レプリカなのかな?
こんなに無造作に展示していて良いのだろうか。
~暫くライオン狩りの壁画をお楽しみ下さい~
アメンホトプ3世。
アメンホトプって聞いた事はあるけど…
何をした人かは分からない。
僕でさえ名前を知っているという事は
恐らく相当凄い人なんだろうな。
こちらはアメンホトプ1世。
ロゼッタストーン。
中々の大きさがあります。
ナポレオンも良くこんなのを持って帰る気になったな…
ゲイヤー・アンダーソンの猫。
本体は銅、首輪は銀、アクセサリーは金、
詰まる所、第11族元素の塊です。
無知の知で有名なソクラテス。
頑固親父っぽいです。
左から、アンチステネス、クリュシッポス、エピクロス。
古代ギリシャの哲学者達です。
人の顔の上に載ったカップ。
その名も「斬新なカップ」(A novelty drinking cup)。
うん、確かに斬新だな。
どちらかと言うと”A vulgar drinking cup”
(悪趣味なカップ)だけど。
金の葉っぱ。
鍍金に見えてしまう…
ポケモンで言う「せいなるはい」的な効果があるそうです。
人型の柱。
まさか大英博物館の天井を支える事になるとは
夢にも思っていなかったでしょう。
神殿ごと持ってきてしまいました。
…流石にレプリカです。
レプリカにしても良く展示する気になったな。
パルテノン神殿の模型。
様々な所に黄金比が隠れている事で有名です。
若干こじつけのような気がしなくもありませんが。
エルギン・マーブル。
ギリシャが返還を求めています。
こんな無造作に置いてあったら奪回されるのでは…
~良く分かるケンタウロスとの戦い方~
1.脚で胴体を抑えつつ、手を掴みます。
2.手を後ろに捻ります。
3.ひっくり返されます。
4.お持ち帰りされます。
めでたしめでたし。
…幾つかありましたが、悉く負けています。
ケンタウロスって強いんだな。
インドとかの展示もあります。
ギリシャとかエジプトのものは大抵石なのに、
何故アジア(日本除く)は金属ばかりなのだろう…
中国の展示もあります。
僕が小学生の頃は「中国三千年の歴史」で、
中学生になった辺りで「中国四千年の歴史」になって、
この前の踊る大捜査線では「中国六千年の歴史」…
何の漫画の戦闘力だよという感じですが、
大英博物館ではどうなっているのかな?
7,000年!?
いや、ただ人が住んでいるのと
それが歴史として残っているかどうかは全くの別物だぞ!
盛り過ぎだろ…
これが7,000年分の展示。
…70年分くらいに見えるのは僕だけだろうか。
一応、向かいの壁にも展示はあります。
時計展もやっていました。
父の影響で時計は結構好きです。
メカニカルなものって男心が擽られますよね。
これも時計。
さて、何処で時刻を知るのでしょうか?
正解はここ。
ここまでくると、船型時計ではなく時計付きの船です。
この時計は動力が非常に特徴的です。
溝を鉄球が転がる事によって時を刻みます。
良いな、これくらいだったら普通にありそう。
ここで昼食。
大英博物館サンドイッチを食べました。
まぁ、普通の味です。
…恐らく、日本で同じものを出されたら怒るけど。
最後に大英博物館の5階(4th floor)に佇む日本展へ。
な、何だか他とは雰囲気が全く違う…
エジプト展とかはワイワイガヤガヤしていたのに、
何故日本展はこんなに静まり返っているんだ…
床も絨毯だし、照明もかなり暗めだし。
海軍検定褒賞の皿。
戦時中の品が多いです。
漫画についての説明もあります。
現在進行系で息衝いている文化が
こうして博物館に並べられるというのは
何処と無く違和感がありますね。
充分大英泥棒博物館を見た所で、
次なる目的地へ。
Holborn駅からPiccadilly Lineに乗り、
South Kensington駅へ。
15:37
South Kensington駅に到着。
これはブロンプトン礼拝堂。
これには用がありません。
露天スケート場。
ロンドン塔の所にもありました。
科学博物館、自然史博物館に到着。
科学博物館はこの手の博物館ではそこそこ珍しく
数学の展示があります。
数学の方が物理学よりも充実しているという不思議。
主に復素関数や超次元立体、
それにクラインの壺などトポロジー関連のものの
3次元モデルが展示してありました。
クラインの壺って何処かに売ってないのかな?
自然史博物館はBritish children向けの
アバンギャルドな感じでした。
2つの博物館を見終わった所で時刻は17時半。
普通ならもう何処も閉まるのですが、
今日は華の金曜日。
21:00までやっているという事で、
ナショナル・ギャラリーへ。
South Kensington駅からDistrict Lineに乗り、
Embankment駅でNorthern Lineに乗り換えて
Charing Cross駅へ。
17:52
Charing Cross駅に到着。
ナショナル・ギャラリーにやってきました。
宗教画みたいな人物が描かれている絵は嫌いなので、
流し見していたのですが…
…!?
おぉ…
おぉ……
20分くらい見入ってしまった絵が2つありました。
1つはJohan Christian Dahlの”View over Hallingdal”、
もう1つはAkseil Gallen-Kallelaの”Lake Keitele”。
心が洗われるような風景画です。
Lake Keiteleは土産屋で絵葉書とマグネットがあったので
衝動買いしてしまいました。
夜のトラファルガー広場。
お腹空いたな…
この辺で料理屋と言うと…
あ、あのシャーロックホームズのパブ!
よっしゃ!行ってみよう。
その名もずばり”Sherlock Holmes”。
凄く賑わっています。
ただ、ここはパブなので皆お酒を片手にほろ酔い気分。
一応料理もある筈…
エールパイとギネスビール1パ(ryを注文。
うーん、高校生がパブって若干問題があるかな…?
まぁでも、The Eagleもパブだし、
そもそもイギリスでは満16歳から飲酒出来るし、
きっと問題無いな!
しかし、20分待ってもエールパイが出て来ない…
店内が混んでいて店員さんも忙しそうだし、
急かすのは気が引ける…
かと言って、出て来なかったら£10.25損する事になるし…
と、カウンターの奥を見詰めて眼で訴えていたら、
気付いて持ってきてくれました。
人間、言語の壁を乗り越えて分かり合えるものですね。
明日は遂にイギリスとお別れです。
お土産をスーツケースに入れておくか…
うーん、本をかなり買ったからな…
重量オーバーにならないと良いけど。
…あれ?
いや、そんな筈は…
僕は確かに…
この番号に…
…えっ!?
まさか…
スーツケースの鍵が壊れた!?
開かない!
これは冗談抜きでまずい!
ダイヤル式の鍵で3桁の為、
全ての番号を試してみたものの開かず、
抉じ開けようとしてみても開かず、
ハサミで叩いてみてもさっぱり開かず、
どうしようもないのでホテルの受付に。
“This key has got broken.
I can’t open it.
Can you fix it?”
(この鍵が壊れてしまって開けられないのですが、
直して頂けませんか?)
“? I don’t what you mean.”
(?ちょっと意味が分かりませんね。)
まぁ、そうだろうな…
日本語で日本人の受付に言ったとしても意味不明だろう。
ジャスチャーを交えてどうにか意味は通じたものの、
“I don’t have anything to fix it.”
当たり前か…
翌朝8時丁度にまた来いと言うので、
取り敢えずそれを信じて寝る事に。
コメント
ドイツ行ったらビール飲めるぜ!
なんて聞いたことあるんで大丈夫なんじゃないんでしょうか?
今回は
[画像]
が多くて意味が分かりませんw
充実していたのは分かりますがw
家庭内で親が許可しさえすればイギリスは5歳から、ドイツは0歳から飲める。
流石と言うか、何と言うか…
画像は今うpしているんでちょっと待ってくれ。