(無題)

第3回定期試験第2日目。
今日は倫理と数学ⅡCでした。

まずは倫理。
Bellum omnium contra ipsumであり、
Bellum omnium contra omnesでもある。
カントもまさか自らの主張が
自動販売機に対する行為の説明に使われるとは
夢にも思っていなかっただろう。
実践理性批判を読んでいるからそれは良いとして、
今回余りに経験論(帰納法)的問題、
即ち暗記問題が多過ぎやしないか?
そりゃあ、経験に依らない知識は単に形式的だけど、
経験に頼り過ぎては普遍的法則は見出せない。
思惟する自己から始めて演繹法により真理に迫る
合理論的問題をもっと多くすべきだと思うのですが…
…まぁ、暗記をしたくないが故の言い訳ですね。
単なる自己保存の欲求です。

次は数学ⅡC。
ベスト・オブ・演繹法。
今回はとにかく計算量が多い。
ベクトルと行列が範囲なので、
3元1次連立方程式は当たり前、
3元2次連立方程式や、4元1次方程式、
酷いのになると6元2次連立方程式とかになります。
行列は元々連立方程式を楽に解く為のものだったのに…
しかし、問題自体はそれほど難しくなかったです。
面倒で飛ばした1問は時間切れで解けませんでしたが。

脚注
※「Bellum omnium contra ipsum」
   ラテン語で「万人の試験に対する戦争」。
※「Bellum omnium contra omnes」
   ラテン語で「万人の万人に対する戦争」。

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