(無題)

寒っ!
朝の通学時の駅までの自転車で
今季初めて手が悴みました。
そう言えば昨日が立冬か…
二十四節気も中々馬鹿には出来ませんね。
朝の名鉄車両の座席の下からの温風が恋しいです。
楽器弾きにとっては嫌な季節になったものだ…

今日の授業後は数学の特別講座がありました。
名古屋大学大学院の根本二郎という方が来て
「ミクロ経済学への第一歩
―需要・供給曲線分析入門―」
という題で最小2乗法とか
ラグランジェの未定乗数法とかをやるというもの。
同じく名古屋大学の第9回高等研究院レクチャー
「素粒子質量起源の謎に迫る」と
どちらに行こうか迷いましたが、
(最近は数学とかに圧され気味ですが、
僕が一番好きなのは素粒子物理学です。)
高等研究院レクチャーの方は同志がおらず、
手軽さにも見劣りするので
今回は特別講座の方を選びました。
凄い人の入りだな…
理系と文系の共通分野だからかな?
経済学は齧った程度にしか知識が無かったのですが、
非常に良く分かりました。
やはり偏微分を知っていると
相当なアドバンテージを得られますね。
面白かったです。
経済学は現実の事象を数式化(モデル化)し、
それを数学的に解いて、
再度現実に当てはめるという操作が最も色濃く現れて
「数学で世界を記述出来る」というのを
直に感じられるのが面白いです。
いや、勿論物理学もそうなのですが、
如何せん物理学が扱うのは自然の奥底、
根本に関わる所ですから、
正直、実感は湧き難いです。
(ただ、その分それが分かった時の感動は
何物にも代え難いものですが。)
そうだ!
来年の討論会では「数式によるモデル化の意義と限界」
をテーマにして討論を(ry

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