我等が旭丘高校の殆ど無に等しい宿題の内、
その貴重な有たる所である読書感想文。
滅多に無い宿題の一つであり、
僕が文学小説を読むこれまた滅多に無い機会。
HA(どや顔ルーキー)がニーチェの
「ツァラトゥストラはかく語りき」で書くとか
調子に乗った事を言っていたので、
それならこっちはカントの「純粋理性批判」だ!
と、意気揚々と図書館に乗り込んだのですが…
「人間の理性はその認識の或る種類に於いて
奇妙な運命を持っている。
即ちそれが理性に対して、
理性そのものの本性によって課せられるのであるから
拒む事は出来ず、しかもそれが
人間の理性のあらゆる能力を越えているから
それに答える事が出来ない問いによって、
悩まされるという運命である。」
日本語でおk。
取り敢えず、訳が分からないという事は分かりました。
でも、最後の読書感想文だし、
大御所で終わりたいよなー
と、次に手に取ったのはドストエフスキーの
「カラマーゾフの兄弟」。
…正確に言うと、手に取ってすらいません。
1000ページはあろうかというその仰々しさに
最早手を伸ばす気さえ起きませんでした。
うーん、さてどうするか…
話に聞いて一度読んでみたかったような小説…
…!
という訳で、三島由紀夫の「憂国」を借りました。
一昨年の「蟹工船」からの「憂国」。
一体何があったという感じですね。
まぁ、左右両方の考えを知るのは良い事じゃないですか?
で、読んでみました。
二・二六事件が題材…かと思っていたら、
事件そのものには殆ど触れず、
事件を起こした仲の良い青年将校を
討たねばならなくなった中尉が
苦悩の末に割腹自殺をする様子を
ありありと描いています。
それで、その表現の内容なのですが…
うーん、これはR-18だな…
エロチックな面でも、グロテスクな面でも。
とにかく描写が生々しい。
人間の本質を描き出すのが小説なのだから、
これこそが真骨頂なのかも知れませんが…
色んな意味で読書感想文を書くのが難しそうだな。
コメント
哲学書は基本、読者に意味を分からせる気が更々無いとしか思えない。
ソクラテスの弁明は比較的読み易かった…かな?
ゲーデル数を使って対角線論法で証明するんだっけ?
ポアンカレ予想とかフェルマーの最終定理の証明も意味不明らしい。
っていうか、それを理解出来て、かつ論文(感想文)なんか書けたら読書感想文じゃなくて数学の賞がとれるぞwww
ここのブログってリンクフリーでしたっけ?
リンクしますよ。
というのは置いといて、
読書感想文
…
どくしょかんそうぶん
…
原稿用紙5枚
…
うぅ…
良い文を書こうなんて考えないで書くことにします
Unknown
その辺は取扱説明書(http://green.ap.teacup.com/sou16/365.html)の2.リンクを参照。
勿論リンクフリーだよ。
そこはお前らしさを発揮して、C++言語で読書感想文を(ry
もうリンクしてあるぜ。
リンク集(http://green.ap.teacup.com/applet/sou16/link)のページを見てみ。
おお、意外と速かった…
なんかすみません