(無題)

合宿第3日目。

5:30 起床
部旅行で徹夜した時の感覚が蘇ってきました。
お腹空いたような、満腹なような、不思議な感覚です。
不足睡眠時間が4時間を超えると
この状況に陥るようですね。

6:00 朝合奏
今日も全員参加。
非常に眠いです。

7:00~ 朝食
朝食中に急に腹痛に襲われました。
寝不足するとお腹の調子が悪くなるようですね。
何かガスも溜まってるし。

8:00~ 個人練習
という名の束の間の休憩時間。
その後の事を考えて寝ました。

8:30~ アンサンブル練習
最後のアンサンブル練習。
無謀にもくまさん的指揮を目指してみたら、
最後にして最も指揮がぶれました。
最後まで迷惑をかけてばかりでしたね…
指示をする側になったのはこれが初めてで、
色々と至らない所だらけでした。
第2楽章のトリオの件で
「ここは人生のどん底にいる気分で。
どや泣きパート(ファーストヴァイオリン)を
冷静な執事パート(セカンドヴァイオリン、
ヴィオラ、チェロ)が見守って。」
という指示をした時はかなりウケましたね。
笑いを狙ったつもりは無かったのですが。
でも、とても勉強になりました。
アンサンブル練習を通して、他のパートの音を聴く事が
如何に大切かというのが良く分かりました。
何故アンサンブル練習は合宿でしかやらないのかな?
普通にやっても良さそうなものだけど。

10:30~ 個人練習
MR(ヴァイオリン)やKR(ヴィオラ)に
色々ご指摘を頂きました。
上手い人に指摘してもらえるのも合宿の利点ですね。

13:00~ 合奏
来たる森の音楽会に向けて
エルガー2曲とドヴォルザークの弦楽セレナーデの
最後の合奏練習。
最後でありつつも、生徒指揮が振るのは3回目。
…なるようになるさ。

15:00~ 森の音楽会
遂にやってきた公開処刑森の音楽会。
地元の人々15人くらい(大半が子供)に加え、
中日新聞高山支所の記者が来ました。
結果は…
意外にも好評でした。
練習の甲斐がありましたね。
途中何度か危ない橋を渡りましたが。
まぁ、結果良ければ全て良しですね!

16:30~ 自由時間
テトリスのVS COMをやりました。
任天堂は一般人向けのゲームにそこはかとなく
廃人向けの要素を加えて来ますね。
AIの限界に挑戦し、勝たせる気ゼロのLv.5に
ヴィオラーズで挑みました。
で、その応援にいつものノリで
「人間本気になった時が本当の自分に出会えるんだ!」
「その崖っぷちが最高のチャンスなんだぜ!?」
「頑張れ頑張れ出来る出来る絶対出来る頑張(ry」
と松岡修造を演じていたら、
普段は本気とは程遠いITの中で何かが変わり、
僕もついて行けないくらいに本気モードになりました。
本気の言葉は人を変えるんですね。
もっと熱くなれよ!

18:00~ 夕食
いつも通りヴィオラーズのテーブルへ…
と思ったら、お前の席無ぇから!状態になっていたので、
仕方無くヴァイオリン、チェロのテーブルに。
…このメンバー駄目だ。
手を洗いに席を外した時に茶に生姜と味噌を入れられ、
愛想を尽かしてヴィオラーズのテーブルに移りました。
うん、やっぱり僕にはこのメンバーだな。

19:30~ レクリエーション
レクリエーション、つまり肝試し。
僕とNKはペアで偽警官役という事だったのですが、
服装が僕:ジャージ上下、NK:赤の半袖にズボンと
何を何処からどう見てもおよそ警官には見えない風貌。
しかも、偽警官役というのが具体的に何をするのか
全く決まっていなかったという。
無茶振り過ぎる…
兎にも角にもまずはメイク。
KR(ヴィオラ)に血糊でメイクしてもらったら、
僕は顔の右半分、NKは顔の左半分を塗りたくられ、
取り敢えず、即興でネタを作りました。
2人でらんらんるーをやってハモるというもので、
ぶっつけ本番で、1組毎に試行錯誤を繰り返しました。
各回パターンが全て違うという。
最終的にはらんらんるーでハモりつつEXILE。
爆笑されました。
最早肝試しというよりは一発芸ですね。

23:30~ 自由時間
本気でテトリス。
人生常に本気!
本気が生きる基本なんだよ!
1:45には本気モードのKR(ヴィオラ)が
廃人仕様のLv.5に勝利。
だからこそ、いつも本気で生きろ!

2:04 就寝
それでは、おやすみなさい。
果たして、明日起きれるだろうか…

脚注
※「くまさん」
   弦楽部の顧問の先生のあだ名。
   超感覚的な指示と無駄話に定評がある。
※「どや泣き」
   涙が溢れ出さんばかりに感情を昂らせ
   どや顔してしまうくらいにその感情を込めて弾く事。
   ファーストヴァイオリンのパートリーダーMRが
   どや顔に定評があるところから作った。

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