(無題)

今日は巡検の下見に徳山ダムへ行きました。
朝8:15に学校で集合、そして出発。
先生2人+女子3人+僕。
何だ、この著しい疎外感は…(しかも1人だけ理系。)
まぁ、女子という感じの女子ではないですからね。
…こんな事書いて見られたら僕の命が危ういですが。
学校から車に揺られる事2時間。
揖斐郡に入ると途轍も無い道に。
ダム建設用の道なので路面は素晴らしいのですが、
カーブが凄い。
最早S字カーブではなくξ字カーブ。
酔うかと思いました。
そして、10:22に徳山ダム到着。

貯水量は全国一でも、
意外とダム本体は小さいな…
黒部ダムとかに比べると玩具みたいなもんだ。
反対側は徳山湖。

長細いから、余り広大な感じはしないな…
だが、この湖底には8つの集落が沈んでいるのか…
ダムはほどほどにして、徳山村民俗品収蔵館に移動。

徳山村民俗品収蔵館。
中山間地の暮らしに精通しておられる
ご年配の夫妻に会いました。
山奥の暮らしって、案外充実していたんだな…
失礼な事だけど、てっきり行き場が無くて
山奥に追いやられたものとばかり思っていた。

昼食はあまご定食を食べました。
美味しいですね!
頭まで食べられます。
ご夫妻も仰っていましたが、
山地の食べ物は美味しいです。
豊かな食生活って何なんだろうな…
確かに、現代は世界中のあらゆる食べ物を
いとも容易く食べられるようになったけど、
どれもこれも大量生産で、
本来の美味しさを持った食べ物に出会える機会は
めっきり減ったんだよな…
こういうものの良さを町の人々がもっと知るだけでも
相当な効果があると思う。

昼食後は再び徳山村民俗収蔵館へ移動。
ご夫妻の熱の入った説明を受けました。
仰っていた事で特に心に残ったのが、
「山の人は綺麗なビジョン、絵空事を言われても
何をしたら良いのかさっぱり分からない。
誰か頭の良い人に各地域の実情に合った
具体的なアドバイスをして貰わなければどうしようも無い。
今の日本の山村にはそういう人がいない。」
という言葉。
結局、重要なのは金とか政策とかじゃなく、
人材だという事か…

もっと色々な話を拝聴したかったのですが、
如何せん揖斐川町から半田市は200km弱。
積もる話も早々に切り上げ、帰路につく。
JR東海道線稲沢駅からKR(学実長)と共に帰りました。

…結局、今週の土日は全く休めなかったな。
まぁ、貴重な体験を沢山したけど。

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